大学街として有名な、ケンブリッジに日帰り旅行へ。
ミルクティー色の歴史ある建物が立ち並び
物静かな、だけれど興味深い、
とても魅力的な街でした。
この記事では、街の様子や見どころ、訪問の際に役立つ情報をお伝えします。
(2022年2月現在の情報となります)
なぜケンブリッジ?
今回ケンブリッジへ行くことに決めた理由は、
・ロンドンから比較的近く、日帰りで行きやすいから。
・有名な「ケンブリッジ大学」の雰囲気を感じてみたかったから。
・以前訪問したもう一つの大学街、オックスフォードと比較してみたかったから。
訪問後の今、行って良かった、みなさんにもぜひ行って欲しい、と思っています。
アクセス方法
ロンドンから車で約1時間半。
今回はこちらの駐車場を利用。
街の中心からやや離れていますが、料金が安いです。
離れているとは言ってもほんの少しで、徒歩10分程度で街の中心へ着くのでオススメです。
事前に機械で支払いをし、チケットを車のダッシュボードの上に表示しておく形式です。
今回は6時間分先に支払いしておきましたが、最終的に5時間半の滞在でした。
もちろん、車がなくても大丈夫です。
おすすめスポット
ここからは、実際に私が観光した順序で、見所やカフェなどを紹介していきます。
Bould Brothers Coffee
まずは腹ごしらえ。ということで、こちらのカフェにてアーモンドクロワッサンを購入。
パリパリと食感が良くて美味しい。
店自体は小ぶりですが、地元の方や学生たちで賑わっていました。
ラウンド・チャーチ(Round Church)
上記のカフェの向かいにある、ノルマン様式の教会。円形の教会は珍しいそう。
庭のベンチで休憩している人たちがちらほら。ほのぼのした雰囲気。
11時前であったため、中には入りませんでした。
トリニティー・カレッジ(Trinity College)
ヘンリー8世によって1546年に創立されたカレッジ。数多くの英国首相やノーベル賞受賞者を輩出している。
アイザック・ニュートンも卒業生の一人。リンゴが落下するのを見て万有引力のアイディアを思いついたとの逸話は有名。
なんとそのリンゴの木の子孫が今もあるんです。
なんだかちょっと感激。
このリンゴの木は正門横にあるので、現在でも見ることができます。
Michaelhouse Cafe
トイレを求めてカフェへ。
古い教会をリフォームして作られたカフェ。高い天井と美しい装飾の名残りの中、食事やお茶を楽しむことができました。
ブレックファストメニューから、サワードウ(パン)にスクランブルエッグをのせたものとラテをオーダー。これが期待以上のおいしさでびっくり。
卵にしっかりと濃い味がついており、サワードウの酸味とマッチしていました。二人でシェアしてペロリと完食。
ランチメニューも手頃な価格です。
ケム川(River Cam)
ケム川沿いを散歩。青い空と川、緑の芝生、ミルクティー色の橋のコントラストが綺麗。
有名な「ため息橋(Bridge of Sighs)」も見てみたかったのですが、セント・ジョンズ・カレッジ内にあるため、敷地内を見学できない今、見ることはできませんでした。
どうにかこうにか遠くから見られないものかと、歩き回って見ましたが、良い場所は発見できず。
もう一つ有名な橋「数学橋(Mathematical Bridge)」は見ることができました。
クイーンズ・カレッジ内にあるので歩いて渡ることはできませんが、隣の橋からよく見えます。
場所はここです↓
パンティングもケンブリッジの風物詩の一つとのこと。
今回はあまりに寒そうで断念。
ブランケットに包まりながら、川下りを楽しんでいる人たちもいました。
キングス・カレッジ(King’s College)
ヘンリー6世によって1441年に創立されたカレッジ。
敷地内にある「キングス・チャペル(Kings Chapel)」が最大の見どころ。
現在、チャペル内は見学可能でした。
ステンドグラスの絵柄の意味、一つ一つ分かればもっと楽しめるのに、、、と感じました。
まだまだ、勉強不足です。
チャペル内には小ぶりのエキシビジョンがあり、チャペルやステンドグラスの歴史などを知ることができました。
Aromi
こちらのイタリア系カフェでランチを。
外にまで行列。レイクアウトをするお客さんも多く、人気な様子。
パンチェッタのピザ、アランチーニ(ライスコロッケ)、ピスタチオティラミスをオーダー。店内でいただきました。
美味しかったです。ロンドンと比べて価格がとりわけ安いといった印象でもなかったですが、人気なのも納得の味でした。(ピザ:£6、ライスコロッケ:£3.5、ティラミス:£3.5 程度)
特にピスタチオティラミスが気に入りました。甘すぎず、でも濃厚で美味しかったです。
フィッツウィリアム博物館(The Fitzwilliam Museum)
ケンブリッジ大学が運営する博物館。
ピカソやモネの作品もあると聞き楽しみにしていました。
しかし、現在は新しいエキジビジョン準備のため、グランドフロアのみの開放となっており、見ることができませんでした。残念。
2022年3月15日から、開放されます。
ミイラや陶磁器などの展示品を見ることができました。
入場は無料ですが、予約必須です。お忘れなく。
お土産ショップも充実。
おまけ
今回はサッと通り過ぎてしまいましたが、マーケットもありました。
暖かい日や天気の良い日には、マーケットで食べ物を調達して、ケム川沿いでピクニックするのも良いのでは。
街を歩いていると、建物の壁に青いマークがついているのをよく見かけました。
これは「ブルー・プラーク」と言います。
イギリス国内に設置されている史跡案内板で、著名な人物がかつて住んだ家や、歴史的な出来事があった場所に設置されています。
このブルー・プラークをたくさん見かけました。ケンブリッジ大学からたくさんの著名人が輩出されていることからも納得。
どんな著名人がどんな場所で暮らしていたのか、探して歩いてみるのも一つの楽しみ方かも知れません。
たまたま、以前映画で見たことのあった、Alan Turingのものを見つけて興奮してしまいました。
(映画:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密)
おわりに
私の日帰りケンブリッジ旅行を、まるっと紹介してみました。
少しでも参考になりますように。
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