せっかくの海外旅行、思う存分楽しむためには準備を完璧にしていきたいですよね!
実際に旅行をした経験からフランスへ旅行する際に必要な持ち物のリストをお見せします。
日本国内の旅行とは勝手の違うフランス旅行。
必需品からあると便利なものまで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
今回の旅行はこんな感じ
大人2人、3月の末にイギリスから南フランスへ飛行機で旅行しました。幸運にも連日天気がよく3月の中でも暖かい日が続いていました。しかし1日の中で気温差が大きく、朝晩は冷え込みます。
荷物は預け荷物無しで、各自機内持ち込みのスーツケース1つとショルダーバッグ1つでした。帰りにお土産を入れられるように荷物は必要最小限に抑えることを意識しました。
フランス旅行持ち物リスト
フランス旅行に必要な持ち物をリストアップしています。
リストだけ確認したい方はこちらをご確認ください。
各持ち物の説明や必要である理由、ちょっと役立つ情報などは下で詳しく説明していきます。
フランス旅行持ち物リスト①:必需品
「これがないと何も始まらない!」という必需品です。忘れずに持っていきましょう。
パスポート(BRPカード)
有効期限が3ヶ月以上あるパスポートが必須です。
イギリスから旅行する人はBRPカードも忘れずに持参しましょう。忘れてしまうと在国証明ができなくなりスムーズにイギリスへ入国できなくなる能性があります。
航空券
航空券はあらかじめプリントアウトするか、スマホの画面でも大丈夫です。心配な方はプリントアウトしておくとより安心です。
出発の24時間前からWebチェックインも可能です。(詳しくは予約した航空会社のホームページでご確認ください。)手荷物のみの方は事前にチェックインを済ましておくと、空港に着いたらそのまま保安検査所へ向かえるので時間短縮になりますよ。
クレジットカード
フランスは基本的にカードで支払えるので海外で使用できるクレジットカードを持参しましょう。
「VISA」と「MasterCard」であれば問題なく使えます。
観光地はスリも多いので現金を持ち歩くよりも安全です。
現地通貨
基本的にどのお店でもカードが使えますが、公共のトイレで50セントコインが必要であったり、マーケットで10ユーロ以下は現金のみでの支払いしかできなかったりもするので、多少の現金も持っておくべきでしょう。
スマホ
スマホを持たずに海外旅行へ行く方はいないと言っても過言ではないのではないでしょうか。航空チケットもスマホで提示できますし、GoogleマップやGoogle翻訳は海外旅行でなくてはならない存在ですよね。
今回の旅行で、レストランの手書きのメニューもGoogle翻訳のカメラ機能を使って日本語に訳すことができたのでびっくりしました。高機能ですね!
私はgiffgaffのSIMカードを普段から利用していて、フランスでも設定など何もせずそのまま利用できました。
日本から旅行される方はポケットWi-Fiがあった方が良いかもしれません。
スリにあわないよう、チェーンタイプのスマホケースがおすすめです。
カバン
観光中に持ち歩くカバン選びは重要です。スリに狙われるのでリュックやトートバッグ、チャックのついていないカバンは避けるべきでしょう。
チャックのついたショルダーバッグやウエストポーチ、ボディバッグを体の前で持つのが一番安全です。
常備薬
普段飲んでいるお薬がある方はお忘れなく。また、解熱鎮痛剤や胃薬などもあると安心です。
今回の旅行中に少し体調を崩し、現地の薬局で解熱鎮痛剤を購入しました。今回は店員さんに英語が通じたので買えましたが英語が通じない場合もありますし、パッケージの文字も読めないのでできるだけこのようなシチュエーションは避けたいですね。
私がイギリスで風邪を引いた際に飲んでいる市販の風邪薬は「LEMSIP」です!
フランス旅行持ち物リスト②:衣類
旅行の持ち物の中で一番と言えるほどかさばるのが衣類ですね。せっかくの旅行ですしおしゃれをしたい反面、荷物も減らしたいのでどの服を持っていくか悩む方も多いと思います。できるだけ荷物を減らすコツも合わせて紹介していきますね。
服
女性の場合、ワンピースをスーツケースに入れていくことをおすすめします。素材にもよりますが、くるくると筒状に丸めるとかさばりにくいです。おしゃれなレストランに行く際にもワンピースであればOKですしね。私はデニムが好きですがかさばるので、1本のデニムを行きと帰りにはき、間の4日間はワンピースを着ていました。
今回の季節/気候では、ショート丈のアウター+長袖カットソー(中にヒートテック)+デニムといった服装で問題なく過ごせました。しかし日中日当たりの良い時にはアウターは暑かったですし、朝や夜はアウターだけでは寒かったので薄手のカーディガンを着ました。
温度調節が可能な薄手のカーディガンやユニクロのウルトラライトダウンなどを持っていると安心です。
男性の場合も、ボトムスは最小限にしてトップスで変化を出すことをおすすめします。
下着・靴下
今回は荷物に余裕があったので日数分の下着と靴下を持っていきました。以前はジップロックや圧縮袋にきれいに入れてスーツケースに詰めていましたが、靴下などはくるくると小さく丸めて隙間に詰める方が無駄なスペースを作ることなく他の荷物も入れられますよ。
長めの滞在であれば洗剤を持参してホテルで洗うのも良いです。その場合、ホテルによってはハンガーが少ない場合もあるので折りたたみハンガーや洗濯バサミがあると便利でしょう。
パジャマ
海外のホテルはパジャマを置いていることはほぼ無く、フランスも例外ではないです。室内は暖かいので厚手のスウェットやパジャマは必要は無いですが、寝る際に着られる服を持っていきましょう。
フランス旅行持ち物リスト③:生活用品
旅行先には何があって何がないの?そんな疑問にお答えします。日本のホテルとフランスのホテルでは、備え付けのアメニティーが違うので要チェックです。
歯ブラシ
歯ブラシはついていないホテルが多いです。現地のスーパーでも購入可能ですがヘッドが大きく磨きにくいので使い慣れたものを持っていくことをおすすめします。
石鹸類
ボディーソープやシャンプーはホテルによって付いていたり付いていなかったりします。付いていたとしてもボディーソープとシャンプーが一体化した洗剤しかない場合もあるので持っていく方が安心です。
フランスは泡で顔を洗う文化が無いので、洗顔料は手に入りにくいです。洗顔料が必要な方は持っていきましょう。フランスは硬水なので手持ちの洗顔料と相性が悪い可能性もあります。滞在中は日本でも人気のビオデルマの拭き取り化粧水を現地のスーパーで購入して使用するのも良い手です。
化粧品
手荷物のみで旅行される方は、化粧下地やマスカラも液体物に入るので飛行機に乗る際は注意が必要です。
100ミリリットル以下のものであれば、容量1リットル以下のジップ付きケースに入る分機内へ持ち込めます。
化粧落とし
普段使用しているものを持っていっても良いですが、液体はできるだけ減らしたいのでシートタイプのもがおすすめです。
フランスのスーパーにはビオデルマやラロッシュポゼ、アベンヌといった日本でも人気の基礎化粧品が購入できるので現地調達でも問題ないです。
コットンや綿棒
ホテルによって無い場合がありますので必要な分持っていきましょう。
保湿剤
フランスは硬水のためか全身がとにかく乾燥します。ボディークリームやリップクリーム、ハンドクリームは必須です。
手荷物のみだとボディークリームやハンドクリームは液体物とされてしまうので小さい入れ物に移していくと良いです。
マスク
フランスでは屋外でマスクをしている人はほぼいません。しかし、公共交通機関の中はマスク着用が義務化されているので必須です。現地のスーパーでも購入できますが飛行機でも必要なので事前に用意しておきましょう。
ヘアアイロン
ヘアアイロンやコテが必要な方は持っていきましょう。しかしここで注意すべきは電圧です。日本の電圧は100Vですが、フランスの電圧は220Vなので、その電圧に対応していないものを使用するとショートして壊れてしまいます。あらかじめ海外の電圧に対応しているか確認が必要です。
ちなみに私が使用しているヘアアイロン「SALONMOON」は海外でも変圧器無しで使用可能でした。
充電器
スマホが充電できないのは大問題なので忘れずに持っていきましょう。
電源プラグ変換アダプター
フランスのコンセントのタイプは「Cタイプ」です。日本のコンセントは「Aタイプ」ですから、コンセントを使用する場合には変換プラグが必要になります。
髭剃り
男性で必要な方は持参しましょう。現在ほとんどの電気シェーバーは海外の電圧にも対応しているようですが、事前に確認することをお忘れなく。
生理用品
現地のスーパーや薬局でも生理用品は購入可能です。しかしその質や使い心地は保証できないので生理と旅行が被ってしまった方は持参することをおすすめします。急になってしまった場合には購入できるので安心してください。
フランス旅行持ち物リスト④:あると便利なもの
忘れがちだけどあると役立つ物です。日本のホテルだったら当たり前にあるのものが無い場合があるので注意してくださいね。
スリッパ
フランス(海外)のホテルには滅多にスリッパは付いていません。使い捨てのスリッパや、折りたたみのスリッパがあると便利です。
入浴後に靴を履くのも気が引けますし、みんなが土足で歩く部屋を裸足で歩くのも嫌なので私はスリッパを持参しました。
サングラス
南フランスは海沿いで、日差しがとても強いです。日本とは比較にならないほど目が痛くなってしまうので、天気の良い日にはサングラス必須です。
日焼け止め
サングラスと同じく、日焼け止めも必須です。すぐに日に焼けてしまうので出かける前に塗るようにしましょう。
ラロッシュポゼの日焼け止めが現地でも購入できます。サイズも100ミリリットル以下なので余っても手荷物で持って帰ることができますよ。
ストール
薄手のストールも同じく日差し対策に役立ちます。日差しが強い時には首の後ろなどを守ってくれますし、朝晩の冷え込んだ際には首元を温めてくれるので万能です。
ポータブル充電器
旅行中は一日中外を出歩くと思いますし、Googleマップやインターネットを使う機会も多いのでポータブル充電器があると安心です。
ポケットティッシュ
何かと必要な場面が多いですよね。もちろん現地のスーパーでも購入できますが日本のティッシュよりも硬く厚手で、大きいです。頻繁に鼻をかむとなると日本製のティッシュの方が肌に優しく優秀です。
除菌ウェットティッシュ
今はコロナも怖いですからこまめに除菌をするためにも持っていくべきだと思います。除菌ジェルも良いですが、レストランや電車のテーブル、1日使ったスマホを拭くこともできるのでウェットティッシュが個人的には必需品です。
フランスでは基本的にレストランでもおしぼりは出てこないのであると便利です。
エコバッグ
折り畳めるコンパクトなエコバッグがあると便利です。ニースのマーケットでフルーツやお土産などを購入した際に使えます。
フランスのスーパー「MONOPRIX(モノプリ)」でもコンパクトなエコバッグを購入できますよ。
保冷剤・保冷バッグ
こちらは持って行った方が良かったなと感じたものです。フランスといえば「エシレバター」が有名ですし安く買えるので購入しました。ジップロックに入れてニースからイギリスのロンドンまで一応持ち帰ることができましたが、かなり柔らかくなっていました。
保冷剤や保冷バッグがあれば安心してやや遠い距離でもバターを持ち帰れるでしょう。
体温計
コロナ禍ということもあるので、体調が悪いなと感じた時の確認や毎日の体調チェックとして持っていると安心材料になります。
絆創膏
フランスは石畳の道が多くでこぼこした道を歩く場面があるので、靴擦れを起こしやすいです。絆創膏を持っていれば出先で靴擦れを起こしても応急処置ができて快適に旅を続けられます。
エチケット袋
ニースからエズ村のバスが揺れると聞いていたので持参しました。乗車時間30分程度で今回は使用せず終わりましたが、朝10時頃のバスは混んでいて空気も悪かったので酔いやすい人は持っていた方が良いと思います。
本
マルセイユもニースも1日ずつあれば観光スポットを回りきることができます。数日間滞在予定の方は本を持って行って海辺でのんびり読書も気持ちが良くておすすめです。
特にニースのビーチ沿いには椅子が並んでいてのんびりするのに絶好の場所ですよ。
ジップロックやビニール袋
数枚持っておくとちょっとした時に役立ちます。今回はジップロックに溶けてしまうかもしれないエシレバターを入れました。ビニール袋には汚れたものや買ったものを入れたりなどできるのであると便利です。
おわりに
3月にイギリスから南フランスへ旅行した経験から、持ち物をリストアップしてみました。
せっかくの海外旅行、準備万端にして思い切り楽しんでくださいね!
みなさんの旅行の参考になりますように。
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