イギリスの北西部に位置する湖水地方は、多くの湖が点在していて、イギリスでは珍しく山々が連なる自然豊かな美しい地域です。
湖水地方の中でも小さな街であるグラスミアは、静けさの中で自然の豊かさを満喫できるスポットであり、ウォーキングコースの起点としても便利な場所に立地しています。
3泊4日の湖水地方旅行の際、滞在拠点をグラスミアに設定し「Bridge House Hotel Grasmere(ブリッジハウスホテル)」へ宿泊しました。
この記事では、「Bridge House Hotel Grasmere(ブリッジハウスホテル)」について詳しく紹介します。
Booking.comで高評価なだけあって、とっても居心地の良い素敵なホテルでした!
ブリッジハウスホテルは最高なロケーション
グラスミアは、湖水地方の主要な街「Windermere(ウィンダミア)」や「Keswick(ケズィック)」の中間に位置しています。
どちらの街もグラスミアから車で20分程度でアクセスできるので、数日間湖水地方に滞在していくつかの街を探索したい人におすすめの滞在拠点です。
ブリッジハウスホテルは、グラスミアの中で人気なスポットやウォーキングコースへアクセスしやすい場所に立地しています。観光を楽しみつつ、疲れたら一旦ホテルに戻って休憩することもでき魅力的でした。
ホテルは主道路沿いにあって見つけやすいので、車で訪れる際に迷うことがないのも嬉しいポイントです。
ブリッジハウスホテルの部屋
今回は、ブリッジハウスホテルの「Superior Room」に宿泊しました。
茶色を基調としたアンティーク調の家具で統一されたおしゃれな部屋です。
ベッド周り
ベッドはキングサイズで広々としており、柔らか過ぎず硬過ぎないマットレスでぐっすり眠れました。
ベッドの両側の壁にコンセントがあるので、携帯などを充電しながら眠ることができ快適です。
イギリスのコンセントの形状であるBFタイプ(G型)だけではなく、USBポートがあるのも嬉しいポイントでした!
デスク周り
部屋の角にはデスク(化粧台)があり、引き出しの中にヘアドライヤーが入っています。
デスクの上にはケトルとコーヒーや紅茶のティーバッグ、ホットチョコレートの素、ビスケットが用意されていました。
マグカップがウィリアムモリスデザインで、テンションが上がりました!
その他の設備
ベッドの前にはレザーのソファーがあり、その正面の壁にテレビが設置されていました。ソファーからでもベッドからでもテレビが観やすくてよかったです。
備え付けのテレビがスマートTVではなく、Netflixなどにログインして観れなかったのが少し残念でした。
部屋には1つクローゼットがあり、十分な量のハンガーが備わっています。
クローゼット内に金庫もあるので、貴重品を持ち歩きたくない人や部屋のクリーニングを依頼する際には利用すると良いでしょう。
ブリッジハウスホテルのバスルーム
バスルームは白×グレーが基調の色合いで、とても清潔感がありました。
シャワーはオーバーヘッドシャワーと手持ち式シャワーの両方があるので、好みにあわせて使用できるのが魅力的です。シャワーの水圧は十分にあり、問題なく使えました。
バスタブがあったので、ゆっくり入浴してウォーキングの疲れを癒せました。
アメニティは「NOBLE ISLE(ノーブルアイル)」が用意されていました。
・ハンドソープ
・ボディソープ
・シャンプー
・コンディショナー
洗面台の鏡は大きく広々としており、物を置くスペースがたくさんあって使いやすかったです。
ブリッジハウスホテルの朝食
個人的にイギリスのホテルの朝食は、正直期待できないことが多いですが、ブリッジハウスホテルの朝食は内容と量が程良く、3日間飽きずに食べられました。
前日に次の日の朝食の時間を予約する形式でした。(メインのCooked Breakfastを小さなオープンキッチンでシェフが一人で用意しているため、オーダーが重なりすぎないように一回のタイムスロットの人数を制限しているようでした。)
チェックイン当日はチェックインの際に翌日の朝食を予約するのですが、チェックインが15時以降なので早いタイムスロットはかなり埋まっていました。
2日目からは、朝食後に次の日の予約をしたので好きな時間が選べました。スタッフから聞いてくれる感じではなかったので、自分から次の日の予約をしたいと声をかけるのをおすすめします。
メインのCooked Breakfastは3種類あり、前日の21時までに用紙に記入して提出しておく形式でした。フードウェイストを出さないための工夫だそうです。
Cooked Breakfastは以下の3種類で、卵の調理方を選択できます▼
・ベーコン、ソーセージ、グリルトマト、卵、サワードウのパン
・サワードウのパン、スモークサーモン、卵
・サワードウのパン、チリとライムの効いたアボカド、ポーチドエッグ
ブリッジハウスホテルでは、朝食のみ提供しているので常駐のシェフではなく日替わりで姉妹ホテルのシェフが来ていました。
3日間それぞれ異なるシェフの朝食を食べましたが、スクランブルエッグの塩梅や盛り付け方もかなり異なっていて、面白かったです(笑)
朝食会場は、ホテル入り口を入ってすぐのロビーです。室内又はコンサバトリーの好きな席を選んで着席する形式です。
インテリアがとっても素敵でした!
各テーブルには「Tiptree(チプトリー)」のジャムやハチミツ、ケチャップなどが用意されていました。
メインのCooked Breakfast以外はセルフサービスとなっていました。日によって多少変化はありましたが、以下のラインナップの物が用意されていました▼
・フルーツジュース
・コーヒー/紅茶
・パン
・マフィン
・フルーツ
・ヨーグルト×ベリーソース
・オーバーナイトオーツ
・シリアル
ブリッジハウスホテルでの過ごし方
ブリッジハウスホテルはのんびりゆったりとした時間を過ごすのに最適なホテルです。
ロビーにはコーヒーマシーンがあり、朝食時から21時半まで自由にコーヒーやラテ、カプチーノなどが楽しめます。もちろん紅茶もありますよ!
部屋で飲むも良し、ロビーで飲むも良しです。私たちが気に入ったのはロビーの奥にある小さなバルコニー席でした。川に面しているので自然の音を聞きながらのんびりと過ごせ魅力的です。
暖かいブランケットと椅子の座面に敷けるクッションの用意もされていました!ちょっとした気遣いが嬉しいポイントです。
そして最も魅力的だったのが、午後になるとロビーでスコーンやカップケーキが提供されることです!
もちろん無料。クロテットクリームも冷蔵庫にあって自由にもらえます。
外がサクサクで大きなスコーン、とても美味しかったです。
ブリッジハウスホテルへのアクセス
私たちは北ロンドンから車で向かいました。
通常時、Google Maps上だと4時間半〜5時間と表示されますが、ホリディ期間で渋滞に巻き込まれたため約7時間の長旅となりました。
ホテルには無料の駐車場がついており、電気自動車の充電スポットが2つあります。
Windermere駅のバス停「Bus Rail Interchange (Stop 1)」から555番Keswick行き
↓約30分(18駅)
Schoolで下車
↓徒歩約1分
ブリッジハウスホテル
おわりに
ロンドンとはまた違った魅力がたくさん詰まった湖水地方で、ゆっくりのんびりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ブリッジハウスホテルは、肩肘を張らずリラックスした滞在を求めている人におすすめのホテルです。
素敵なホリディを過ごすための、参考になったら幸いです。
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