初めてのイギリス移住に向けた準備、何を持っていくべきか悩みますよね。
「イギリスで購入可能なの?」「イギリスで売っているもののクオリティってどうなの?」など不安が大きいと思います。
この記事では、イギリスに3年住んでいる駐在妻の私がイギリス移住の際に日本から持ってきてよかったもの、持ってくるべきだったと感じたものを厳選して紹介します。
日本からイギリスに持っていくべきもの:日用品編
正直ほとんどのものはイギリスでも手に入ったり代替品を見つけられたりします。しかし、圧倒的に日本で購入した方がクオリティの高いものや安いものもあるので合わせて紹介していきます。
日本から持っていくべきもの①:水切りワイパー
これは必須と言っても良いのではないでしょうか。イギリスの地域によりますがロンドンは硬水なので、シャワー室や浴室の壁に「ライムスケール」がたまってしまいます。いわゆる「水垢」ですが日本のものよりも頑固で、汚れが溜まってしまうと掃除が大変です。
毎回のシャワー後にさっと水を切るだけでもライムスケースはだいぶ軽減されるので、頑固なライムスケールを取り除くという大変な思いをする前にコツコツきれいにしておくことをおすすめします。
日本から持っていくべきもの②:便座カバー
イギリスのトイレに温便座機能はありません。便座に座るたびに冷たい思いをするのはストレスなので洗える便座カバーを持ってきて正解でした。何度も洗濯していると劣化してくるので予備もお忘れなく。
日本から持っていくべきもの③:洗濯ネット
イギリスの洗濯機は日本の洗濯機のように高機能ではありません。2時間近く洗濯が終わりませんし、洗い方が激しく服が痛みやすいんです。
私は全ての服を洗濯ネットに入れて洗濯することで、服が痛むのをできるだけ防げていると感じています。
特にブラ用のネットは必須だと声を大にして伝えたい!個人的にブラ用のネットを日本で使ったことがなかったのですが、イギリスに来てから普通のネットに入れて洗濯したらすぐに形崩れしてしまいました。ブラ用のネットに変えたところダメージが減ったのでおすすめします。
日本から持っていくべきもの④:ユニクロのヒートテック
イギリスの地域にもよりますが冬場は冷え込みます。個人的にはユニクロのヒートテックや極暖が手放せません。
ロンドンを中心にしてイギリスにもユニクロはありますが、日本と比較すると割高なので日本で購入してくることをおすすめします。
日本から持っていくべきもの⑤:文房具
もちろんイギリスでもノートや鉛筆を購入できますが、正直質が悪いです・・・。日本のようにルーズリーフやシャーペンを使う文化もないようなので、仕事や勉強で使う予定の方は持ってきた方がよいでしょう。
書類を整理したり持ち運んだり、意外にクリアファイルを使う場面が多いのですが、売っているところを見たことがないので持ってきてよかったと感じています。
ロンドンには無印良品が数店舗あり、幅広い文房具が揃っているので現地購入も可能ですが、やはり割高なので持ってくるに越したことはないでしょう。
日本から持っていくべきもの⑥:フェイスパック
イギリスではフェイスパックをする文化があまりないようです。最近は薬局でフェイスパックを見かけることもありますが、日本のように品揃えが豊富ではありません。
フェイスパックする習慣のある方はまとめて持ってくることをおすすめします。
日本や韓国のコスメやフェイスパックが手に入る店がロンドンにありますが、驚くほど高い価格で売られています。
たとえば、「LuLuLun 36枚入り」のフェイスマスクが35ポンド、日本円で5,764円で売られています!日本のAmazonだと1,650円で購入できますから、約3.5倍の価格です・・・。
日本からイギリスに持っていくべきもの:キッチン編
食事の文化が違いますから、キッチンには日本から持ってきた方がよいものがたくさんあります。
日本から持っていくべきもの⑦:お箸、菜箸
普段日本で使っているようなクオリティのお箸をイギリスで見つけるのは難しいです。
無印良品で購入できますが割高ですし、来客用も含め日本の100均のお箸など少し多めに持ってきておくとよいでしょう。
日本から持っていくべきもの⑧:ラップ
日本のラップは本当にハイクオリティです!「切りやすいく、ペラペラせず、しっかりとくっつく」イギリスにくるまでこれが当たり前だと思っていました。
好みにもよりますが、個人的には日本のラップが使いやすいので持ってきてよかったと思っています。
日本から持っていくべきもの⑨:スライサーセット
イギリスのIKEAなどで野菜やチーズをすりおろすようなものはありますが、基本的に大きいものしか見かけません。
日本のようにスライサーやおろし器がセットになっているものはコンパクトで使い勝手がよく、あると重宝します。
日本から持っていくべきもの⑩:調味料、乾物
イギリスは物価が日本よりも高いので外食は高く付きます。自炊する方も多いと思いますが、日本食を作るのに必須の出汁や醤油といった調味料、わかめやひじきなどの乾物を日系スーパーで買うのも値が張ります。
荷物に余裕があれば持ってくるに越したことはありません!肉や魚のエキスが入ったものは郵送できませんが、手荷物であれば出汁も持ってこられましたよ。
普段使い用に「ほんだし」、ちょっと贅沢したい時用に「茅乃舎のだし」を使い分けています!
日本から持っていくべきもの⑪:炊飯器
「ライスクッカー」をイギリスで購入するのも可能ですが、日本の炊飯器と比較するとクオリティは低いので美味しくお米を食べたい方は航空便や船便で持ってくることをおすすめします。
しかし日本の炊飯器を使用するには変圧器が必要なので注意してください。ストウブ など鍋で炊飯するのも一つの手です。
私は三菱電機の「炭炊釜」をイギリスで使用しています。
日本から持っていくべきもの⑫:おわん
イギリスでもスープカップは買えるので問題ない方もいると思いますが、個人的にはやはり家で和食を作った際は「おわんで味噌汁が飲みたい」と感じたのでリストに入れておきました。
おわりに
実際にイギリスで生活して「日本からイギリスに持っていくべき」と感じたものをリストアップしてみました。
「絶対に必要」ではないけど「あると便利なもの」ってありますよね!
これからイギリス生活に向けて準備する方のお役に立てたら幸いです。
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